鶏肉今回は鶏肉について。本のなかで、一番登場数が多い鶏肉。 その部位によって、それぞれ、特徴があるんですね。 まず、アミノ酸のバランスの良い鶏胸肉。 脂肪分が少なく、消化しやすい、ささみ。 ミネラルのバランスの良い鶏もも肉。 ビタミンAを多く含み、鉄などのミネラルも豊富なレバー、ハツ、砂ぎもなどの内臓。 カルシウムなどのミネラルやコラーゲンの補給に軟骨。 そして、お肉だけではなく、卵もとてもバランスの良い食材。 卵の殻も細かく砕けば、カルシウム補給に利用。 つまり、鶏に関しては、すべての箇所をバランスよく使うように心がけると、 自然と猫ごはんのバランスも取れてくるんですね。 手作りというと、「まず、鶏ささみ」と思い描く方が多いように考え、 ささみだけに偏らないように、注意していただきたく思いました。 特に泌尿器疾患などがあるときには、 ミネラルのバランスの良い食材(鶏もも肉や卵など)をお勧めします。 また、皮なしの鶏肉を使ったレシピを紹介していますが、カロリーオーバーにならないように気をつけてもらえれば、コラーゲンの補給になるので、ぜひ加えてみてください。 (喉につかえないように、細かく切る必要もありますね) 猫の体格を思うと、牛や豚などの大きな動物よりも、鶏や魚が主体の食事のほうが自然にも思えてきますね? 手に入る食材を使って、鶏を丸まる食してもらいましょう!! |